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この世で一番、贅沢なプレゼント。 [愛の話]

 何が欲しい?
 こう聞かれたら、私は迷わずこう答える。「あなたの時間をください」、と。

 どうも、いらっしゃいまし。
 ミルクたっぷりのロイヤルミルクティーはいかがですか?

 先週、4月15日(水)と、17日(金)は、予定通り、「春なのに……2009」に飛び入り参加。
 伽藍博物堂で、正式参加の二劇団の方と共に、みかん遊演団による、リレー寸劇「まちあいしつ」の舞台公演がありました。
 舞台のことについてはまた後日、くわしく書きます。自分が舞台に上がるわけじゃないのに、どうしてか精神的に参るようで、公演が終わったら二、三日はグッタリしてます。テンションがさがるので、舞台のことを熱く語れないのですな。
 なので、本日はまったく違う話。久々に愛バナを。本日のお題、「あなたは休日、誰と過ごしたいと望みますか?」です。何か、たまにすごーく愛バナを書きたくなるのね♪ 恋してるのか?(笑) 欲しいもの。
 そりゃあ、いっぱいある。
 しかし、世の中本当に欲しいものは、お金で買えないものばかり。
 その中でも、一番欲しいものは、私は昔から一貫して「誰かの時間」だった気がする。
 私は日々、気ままにのほほんと生きてるので、自分の時間は余ってる。(誰も私の時間を欲しいとは言ってくれないからだろうか……?)
 一日の時間は誰もが24時間。ジャック・バウアーだろうが、大統領だろうが、それは変わらない。
 人にはそれぞれ、その人の基本的な生活があり、仕事やプライベートの時間をうまく24時間で配分している。
 つまりは、その限られた時間の中で、誰かと過ごす時間を捻出するとなると、その「誰か」と逢うことが、自分にとっての楽しみとならなければ、逢う意味がないことになる。
 大好きな恋人であれば、それは自分のプライベートの時間すべてを捧げても惜しくないし。
 親友であれば、恋人と逢うのと同じくらい意味のある時間になる。
 しかし、それ以外の人となると、優先順位がつく。
 会社の人、ちょっとした友人、知り合い、顔見知り……。
 逢っても、逢わなくても、自分の人生に特別変化をもたらさない人も数多くいる。
 それくらい、あまり意味のないものであれば、ひとりでのんびり過ごした方が有意義だと思うかもしれない。
 と、いうことはつまり。
 「時間を共有する相手」というのは、
 自分が相手にとって、人生に変化をもたらす関わりを持つ人物になるか、逢うことによって何かプラスになるモノを提供出来るか、のどちらかでしかない。
 人生の時間の中には、仕事の面で、会社の会議や行事、そういう「それほど楽しくないけど参加しなければならない」こともあるが、プライベートでは、したくないことはしなくていいという自由があるからだ。

 私は。
 前回の記事、「ワタシは歌に恋をする」でもわかるように、「こう!!」と思ったら、どこに隠し持っていたかわからないパワーが体の奥底から湧き出してきて、ストーカーのように突っ走ってしまうクセがある。
 いったん、誰か(何か)に興味を持つと、トコトンそのひとのことが知りたくなる。表面だけじゃ足りなくて、内面にふれたい、さわりたい、本音を引っ張り出したい。どんなことが好きなのか、嫌いなのか、興味があるのか。愛想笑いじゃない、自然な心からの笑顔が見たくなる。相手が男とか女とか、年上とか年下とか、性格が良いとか悪いとか、そんなことはまったく関係なくて。
 私の「好き」はいつもインスピレーション、すべての理屈を超える。

 しかし、それは私だけの思い。つまりは「片思い」である。
 恋と同じく、友情も、片方だけの思いでは通じない。
 相手も同じくらい、私のことを知りたいと思ってくれるか、少なくとも私と話すことが有意義である、と思ってくれないことには成立しないのである。
 私はいつもこの「暴走特急列車」的な性格で、直球勝負で相手に挑んでしまうのだが、この「暴走」を受け止めてくれる寛大にして慈悲深いひともいるが、中には私の思いがあまりにも重過ぎるのか、ストーカーさに驚くのか、スッと身をかわすひともいて。せっかくの出逢いをフイにすることも、ままある。
 相手の中に、拒絶の表情がほんのかすかにでも垣間見えると、私は凍りついたように立ち尽くしてしまう。
 それ以上、相手にさわれない、ふれられない。心がどんどん後退りする。
 臆病なのだとわかってる。
 いや、それ以上に。
 好きなひとに、それ以上嫌われたくないという本能が働く。
 これ以上近づかなければ、嫌われることはない。
 好きだからこそ近づきたいのに、好きだからこそ、近づけない。
 他人よりももっと遠く、よそよそしく、私はそのひとから離れてしまう。
 好きなのに。
 いや、好きだからこそ。
 嫌いな人間から嫌われることに、何の感情も湧かないけれど、自分が好きなひとの目の中に、少しでも「疎ましい」という表情が見えると、耐え難くなって目を背けるか伏せてしまう。
 そんなとき、思う。
 もう少し、自分の感情を抑えられたらいいのに、と。
 相手が負担に思うことのないくらいに。
 自分と相手は違うのだ、と。
 自分が好きだからって、相手に自分の感情を押し付けてはいけない。
 そんなことは、もちろん、わかっているのだけれど。
 この性格が、憎いわ……。

 だからこそ。
 思いが通じたときは、ものすごく嬉しい。
 恋が成就するのと同じくらい、嬉しい。

 何かプレゼントをあげる、と言われたら、必ずこう言うだろう。
 「一緒にいたい」、と。(←何気に、舞台で使ったセリフだったりする)
 それだけでいい。
 それしかいらない。
 「時間」という、お金で買えないもの。
 好きなひとが、同じ空間の中、同じ時間を過ごしてくれるというのは、この世で一番素敵で、贅沢なプレゼントなのだ。
 そんな素敵で贅沢なプレゼントが、たくさんもらえるような人間になりたい、と、日々思っている。


 それではお茶にいたしましょう。
 先週は舞台公演で頭がいっぱいの週で、食欲がまったく湧かなかった。
 ダイエットもしてないのに、体重は計3キロ落ちた。(見た目まったく変わらないくせにね)
 栄養を摂るべく、たっぷりのミルクで煮出したロイヤルミルクティーをいただきましょう。
 スライスしたバナナを加えたり、キャラメルを加えたり、バリエーションが広がります。
 それではまた次回、お逢いしましょう……♪
 


2009-04-19 23:02  nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
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kumasu

どうも!静岡通るたびにメールしているクマスです(笑)
舞台、お疲れ様でした(^0^)ノ
燃え尽きた・・・って感じなんでしょうか~??
恋バナ読んで、あぁ~私、しばらく恋ってしてないな~と感じました。昔は恋煩いみたいなので痩せられたのになぁ~(笑)
好きだけど言えないみたいな~
結局、言えないまま終わった恋ばかりだったかも・・・って、いえいえ!旦那と出会えたから結果オーライです(笑)
by kumasu (2009-04-21 11:09) 

猫たぬき

こんにちは~クマスさん(^^)ノ nice!どーもです♪
静岡通るたびにメールくれるのに、いつも素通りだったのよねぇ(笑) 
燃え尽きた……(笑) あしたのジョーの気持ちがわかるくらいに?(笑)

ダメじゃん。いくつになっても、いつでも恋してないと!!(^^)♪
私はいつもフワフワ何かに恋してるよ。歌にも恋するし、物にも、もちろん人にも。片思いが多いけどね~(笑) 
言えないまま終わった……って、クマスさんは物陰から見守る星明子(←たとえが古い)のような人だったのね……(^^;
恋というかね、何かを「好き」って思うことはすごいパワーになるもん。
「嫌い」とか「どっちでもいい」より、「好き」って思うことが多い人生の方が楽しいからね。……まぁ、私の場合は、ですけど。
でも「好き」が全部実るわけでもないから、この楽しいと辛いの落差、ジェットコースター的な精神状態が、私の原動力なのかも?と変に納得してます(笑)

ダンナと出逢えたから結果オーライ……これまた、最後にノロケられてしまいましたな(--)
糖尿病に気をつけよう……っと(笑)

おっと、そろそろ引越しの片付けはすんだ?
猫カフェ開催しましょうか?(^^)♪ 水面下でご連絡をお待ちしてますぞ。
by 猫たぬき (2009-04-24 16:55) 

あすなろう

いつも熱く燃えていますね~!
確かに時間の共有はお互いに人生を有意義に
過ごしていればいるほど密度の濃い生活を
送っているはずですから、なかなか相手が
時間をあげるとは言えないでしょうね。
そこに友愛?愛?家族愛?が有れば
貴重な時間を敢えて貴女に割いてくれるに
違い有りませんよ!
by あすなろう (2009-06-03 21:43) 

猫たぬき

こんにちは、あすなろうさん(^^)ノ nice!ありがとうございます♪
そうなんですよ。私が好きになるひとというのは、いつも熱く生きているというか、充実した日々を送っているひとばかりなので、その人生の中で私に時間を割いてもらうためには、私という人間に何かしらの価値がなければいけないんですよね。
愛かぁ……^^;
難しいけど、あきらめませんよ!! 私も日々、暑苦しいくらい熱く生きてますから!!(笑)
by 猫たぬき (2009-06-10 18:38) 

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