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グラス一杯の夢 Shot Ⅰ [小説・カクテル物語]

 Shot Ⅰ 「待つ男」

 どうも、いらっしゃいまし。
今日は、趣向を変えまして、カクテルなぞいかがでしょうか?

 「グラス一杯の夢」・・・これは私が書いたショートストーリーのメインタイトルです。

 実はこの元となるお話は、数年前、ある地方都市の会社が出している季刊誌に載せていただいたことのある作品です。メインタイトル「グラス一杯の夢」のあと、お話に合わせたサブタイトルがつきます。4、5話ほど書いたかな。
 ひとりのバーテンダーと、カウンター越しに座るお客との、一杯のカクテルを通して繰り広げられるショートストーリー。
 もし「読んだことある!!」と思われた方がいらっしゃったらコメントいただけたら幸いですが、そのお方は必然的にワラクシの本名を知ってらっしゃるでしょうが、コメントには猫たぬきとお書きくださいましね(^^) でももし季刊誌で読んだことある方が、このブログにヒットすることがあったら正に
「奇跡」だよなぁ・・・。
 以前に「お酒ネタを書く!!」と言ったきり、早三ヶ月経過・・・。(確か、去年の話だったわね)
 どんな風に書こうか? お酒ネタだけでコラム一本引っ張れるか? ウンチクだけのコラムなんて誰も読まねぇだろ、とか、自分にツッコミ入れること多し・・・。何とかかんとか、信長の物語にも一応の決着もついて、今度は現代モノのストーリーを書いてみようかと、今回は昔のショートストーリーを基盤にお話を考えてみました。
 しかし、シナリオの勉強を始めてからこちら、どうも映像的な書き方がクセになってしまってる・・・。
 お読みくださればおわかりかと存じますが、セリフとト書きの「ラジオドラマ」仕立てのようなショートストーリーになっております・・・。どうもね、書きたいのはまずセリフなわけで。猫たぬき、勉強不足でございます。申し訳ないっ!!(--)ペコリ。

 バーという空間は、非日常の空間。
 誰しも経験があることと思いますが、「お酒」というのは、しばしばストレス解消の小道具に使われます。居酒屋で同僚と上司の悪態つきながらビールをガンガン飲んだり、家族の寝静まった深夜に家路につき暗いダイニングでひとり飲む冷酒・・・。
 しかし、バーで飲む「お酒」というのはどうでしょう? ストレス解消のために飲む「お酒」とはちょっと違うような・・・? 気取った・・・というと語弊がありますが、決して居酒屋でするような頭にネクタイを巻いて泥酔してる人間はいないですし、男も女も適度に洒落た格好で、シラフでもなく、酔いすぎることもなく、あくまでも「お酒を楽しむ」人間が集う場所・・・。それが、バーです。

 さてさて、水曜どうでしょう小ネタを少々・・・♪ 酒に強くない大泉洋氏が、「宮崎リゾートの旅」でやったような、いきなり「マティーニ」や、「トン、クッ!!」(←おそらくどうでしょうフリークの人にしかわかるまい・・・)などで、泥酔してはいけない場所でございます。さすが我が敬愛するミスターは、バーの使い方を心得ていらっしゃる。飲んでらっしゃるものは、おそらく夕刻あたりにサッパリと楽しむ「ジン・フィズ」でしょうか。(あくまでも見た感じでモノ言ってます。詳細は知りません・・・)

 そこは、異空間。
 カウンターの向こう側のバーテンダーとこちら側に座る客、そのふたりの間に一切の過去はない。
 名前も知らない同士が、カクテルグラスを挟んで向かい合っているわけです。
 バーテンダー ・・・誰が名付けたか知らないが、別名「人生最後の相談者」。
 一切の過去を知らない同士だから、本音を吐露出来る。
 過去も未来もない、ただ日常から切り取った異空間。その異空間は、確かに存在するもので、そこで交わされた会話は、おそらく酒の酔いが冷める頃には記憶から薄れてしまうもの・・・。しかし、酔いの冷めた次の日は、きっと心が元気になる。そんな場所です。
 バーという名の異空間で繰り広げられるショートストーリーと、ストーリーに出てくるカクテルのウンチクを語るつもりでございます。
 初回の今日は、ストーリーの導入部、店のバーテンダーである男の物語。今回は「一夜限りのお客さま」ではなく、これからも登場してくる人物との「出逢い」を書いております。
 お楽しみいただければ幸いです・・・。 
 あ、水曜どうでしょうファンの方にもお楽しみいただける小ネタも、もちろん仕込んであります(笑)
 ・・・さぁさぁ!! すでに前書きで、長くなっております。
 果たして、お客さまに、最後のカクテルまでたどり着いていただけるでしょ~か・・・?

  ~Cocktail  Stoly~ グラス一杯の夢 Shot Ⅰ 「待つ男」

 繁華街から一本逸れた裏道にある、小さく古びたビルの地下。初めての客には、かなりの勇気が必要な地下への暗い階段は、まるで地の底へと堕ちていくような異様さがある。
 店内は長いカウンターだけの、愛想のない造り。いつも聴こえるか聴こえないかくらい低く音楽が流れている。それは日によって違っていて、クラシックのときもあれば、ジャズのときもある。この店を任されている雇われ店主の、その日の気まぐれで決めている。
 バーの中では、開店の準備をする雇われ店主の男が、カウンターを拭いている。今日の音楽は、どうやらケニー・Gのようだ。心地よいサックスの音色が低く流れている。
 男の名はカズ。店の客は、誰もこの男を本名で呼ばない。本名を知らない。年も家族も経歴も、何も知らない。ただ知っていることは、この男の作るカクテルが極上であること。それだけだ。

 古びた木のドアがギィと音がして開いた。
 女がひとり立っている。魅惑的な装いと真っ赤な唇が人目を惹く美しい女だ。年の頃は、三十を越えたあたりだろうか。物怖じしない感じからして、夫の帰りをおとなしく待つ人妻ではないようだ。
 同業者かもしれない、とカズは思った。
「いいかしら?」
 女が、ドアのところで聞いた。
 カズは、ゆっくりと店内を示すように手を広げ、言った。
「ご覧の通り、まだ何の準備も出来ていませんが、それでよろしければ」
「かまわないわ」と、女はにっこり笑って店に入ってきた。
 屈託のない笑顔。
 夜の装いに似合わず、その笑顔からは夜の匂いがしない。ヒマワリを連想させる笑顔。そのアンバランスが、女に更なる魅力を加味している。
 スツールに腰掛ける女を待って、カズは女の目の前に立った。
 この店にはメニューがない。客のオーダーのほとんどが叶う。どんなカクテルでもカズは作るし、オリジナルにも応えてくれる。
 女は、カズの差し出す温かいおしぼりを受け取りながら、素早く指を盗み見た。
 カズの手は、長くしなやかな指をしている。
「スノースタイルのカクテルを、何か作ってもらえる?」
 カズは、ゆっくり頷くと、女の前から離れた。
 冷凍庫からテキーラを取り出しすと、鮮やかな手つきでカクテルグラスの縁をレモンで湿らせ、塩をまとわせる。スノースタイルグラスの完成である。キッチリ分量通りの酒を量り入れ軽やかにシェーカーを振る。黒ジャケットを着たカズのしなやかな動きは、黒猫を、もしくは黒豹を連想させる。シェーカーからカクテルグラスに白濁した白い液体が注がれるのを、女はカウンターの向こうから観察するようにじっと見ていた。
 カズは、優雅な手つきでコースターの上にグラスを乗せると、よく磨かれたカウンターの向こう側から滑らせて、女の前でピタリと止めた。
 女が、カクテルを見て笑みを漏らした。
 そして、カクテルグラスの脚を持つのではなく、カズのしなやかな手の上に奇麗にマニキュアを施した細く美しい手を重ねて、聞いた。
「いくらもらってるの?」
 女にいきなり手を取られても、カズは微動だにしない。その証拠に、カクテルグラスの縁についた塩は少しも崩れていなかった。
 カズは表情も変えずにただ黙っている。
「あなた、雇われ店長なんですって? 実際、いくらもらってるの?」
 重ねた手の、真紅の爪をした細い指先で、カズの手の甲を筆でなぞるように撫でる。
「向こうの大通りに店をオープンさせるの。優秀なバーテンダーを探しているのよ」
 カズはまだ答えない。
「ね、条件を言ってくれない? 交渉しましょうよ」
 女は、カズを下から潤んだ瞳で見つめ、鼻にかかった甘え声で言った。
 カズは、相変わらず表情を変えず斜め上から女を見ている。
 猫のようにくるくる表情の変わる女だ、と思った。ヒマワリのような屈託のない笑顔から、今は
やり手ホステスの顔を覗かせ、男を蕩かす手練手管を披露している。
 カズは、口の端をあげて微笑むと、
「手を・・・放していただけますか?」と、落ち着いた声で言った。
 女は途端に白けた表情になり、軽く息を吐いてカズの手の上から自分の手を引いた。
「・・・どうやら、フラレちゃったみたいね、私」
「申し訳ありませんね」
 カズは悪びれもせずそう言って、カクテルグラスから手を離した。
「でも、どうして? そっちの条件は呑むって言ってるのよ。経営は素人じゃないわ、この店の月収支の目算は立つの。もちろんその中からあなたへ回る給料だってね。うちの店なら倍は出すわよ。それを断る理由は何?」
 言いながら、女がカクテルに口を付ける。
 カクテルは、テキーラベースのマルガリータである。
 女が驚いた表情で、言葉を発した。
「美味しい・・・」
 褒める・・・と言うよりも、つい口を突いて出てしまったという口調だった。本当に旨いものを口にしたとき、舌と脳とを蕩かされて、「旨い」以外の言葉が思いつかないのと似ている。
「何なの、あなた。こんなすごい腕を持っているくせに、どうしてこんな地下に潜んでいるのよ」
 カズは、黙って洗い終えたシェーカーを白いナプキンで丁寧に拭いている。
「新しい自分の店に何か“売り”が欲しいのよ。お客さんにバーテンダーを探してるって話したら、ここを紹介してくれたわ。巷で噂の凄腕バーテンダーのあなたをね」
 カズが、拭き終えたシェーカーを戸棚にしまいながら言った。
「この界隈なら、優秀なバーテンダーはたくさんいますよ。他を当たってください。・・・私は、ここを離れる気はないんでね」
「でもあなた、雇われでしょう? だったらどこでも同じじゃない。自分の腕を最大限に評価してくれる店に移るなんて当たり前のことだわ」
 カズは黙っている。
「この古びた店にこだわる理由がどこにあるの?」
「・・・待ってるんですよ」
「え?」
「人を、待ってるんです」
「・・・誰を?」
 カズは、フッと笑って首を横に振った。
 女は、グラスに残ったマルガリータを眺めて、
「マルガリータ・・・ね」
 女は、ちょっと意地悪っぽくカズを見た。
「亡き恋人を偲んでバーテンダーが作ったカクテル・・・。待ってるのは女? あなたを振った女が戻ってくるのをずっと待ってるの? この地下のバーで? ・・・感傷的だこと」
 女が言葉を紡いでいるのを、カズは笑いながら聞いている。
「女は、決して同性を待たない。しかし、男は男を待てるんですよ」
「・・・どういうこと?」
「女性は、女友達と待ち合わせても、相手が遅れてきたら三十分と待たないでしょう? しかし、待つ相手が男なら、一時間でも二時間でも待てる」
「あら、言うじゃない。でもそれは違うわ。女は、待つ価値のない男は待たないわ」
「価値があれば?」
「・・・待つわね」
 女は、カズを見て微笑んだ。

 カズはバックバーに並んだバカラグラスを優雅に磨いている。
 女は、マルガリータを飲みながら、
「どんな人なの?」と、聞いた。
 カズは、手の動きを止めず、わずかに少し肩をすくめて、「さぁ」と、言った。
「待ってる相手を知らないの?」
「知ってますよ。ただ、どんな人なのかは知りません」
「名前くらい知ってるんでしょう?」
「いいえ」
「呆れた。名前も知らない、どんな人かも知らない、そんなじゃ本人が来たってわからないじゃない」
「わかりますよ。必ずね。・・・おそらく、店に入って来て、ひと目見た瞬間に」
「・・・まさか、いつ来るかもわからないって言うんじゃないでしょうね?」
 カズは黙って笑っている。
「いつまで待つつもり?」
「彼が現れるまで。何年でも、何十年でも・・・。私が死ぬまで、ですね」
「呆れた。ここで? そのどんな人かもわからない人を待つだけに、自分の人生を費やそうっていうの?」
「空想して待つんです。一体どんな人なんだろう・・・とね」
「それに何の意味があるの?」
「世の中に、意味のないことなんてありませんよ」
「ただひたすら待つだけなんでしょう? どこに意味があるのよ」 
「必ず来るとわかってるから待てるんです。必ず現れる・・・だから意味がある。私はここで、その瞬間を待っているんです」
 カズが、この店に女が入ってきてから初めて、女と真正面から目を合わせた。
「それを今、あなたに説明する義務はない」
 カズの口調は穏やかだが、バーの空気が一瞬凍るかのように冷たく響いた。
 これ以上質問することは許さない。
 そう、言葉ではなく強く射るような目で、女に語った。
 女は、金縛りにでもあったかの如く口をつぐんだ。
 今、バーの空間には、低くケニー・Gのサックスだけが流れている。
「・・・変な人」
 ポツンと女がそう言うと、空になったグラスをカウンターへ置いた。
「でも私、変わった男って嫌いじゃないの」
 カウンターの上に両肘ついて、その上に顎を乗せた。
「あなたと、あなたの作るカクテルが気に入ったわ。だから、諦めない。・・・覚悟してね」
 最初の、あのヒマワリのような屈託のない笑顔でウインクした。
 この笑顔が、男を惹きつけるのだろうな、とカズは思った。
「引き抜きの話はお断りしますが、お客さまとして来てくださるなら歓迎しますよ」
「そのうち、カウンターを越えるわ」
「・・・どちらが?」
「もちろん、あなたが。・・・私に惚れさせてみせる。私の店で働きたいと思わせてあげる」
 カズは笑って取り合わない。
「それはあり得ない」
「今のところはね。明日の気持ちはわからないわ」
「・・・強気なひとだ」
「そうよ。この性格が気に入ってるの」
 カズが、ニヤリと笑った。
「僕も、自分の性格が気に入ってる」
 女が負けじと不敵な笑みを返す。
「服従しないのが僕の十八番の芸当なんだ、とでも言うつもり? ・・・まだ初日よ。勝負はこれから」
 カズと女の目が一瞬絡んだ。
 女は、バックから一万円札を一枚、それと名刺をカウンターに置いて、スツールから降りた。
「今日のところは、おとなしく退散するわ」
 ドアに向かう女の背中に、カズが声をかけた。
「カクテル一杯の代金にしては多すぎますよ」
 ドアに手をかけて、女は振り返った。
「お釣りはあなたに預けておくわ。・・・そのうち、あなたがその足で私の店に返しに来るから」
 女は笑って、ドアの向こう側に消えた。
 ドアの閉じる音、ハイヒールの遠ざかって行く音・・・。それが消えると、再びバーにはケニー・Gのサックスの音だけが残った。
 カズが、カウンターの上の名刺を手に取った。
 この界隈では有名なクラブの名前が書かれている。名前の下に自筆で携帯電話の番号が記してあった。
「・・・杏子、ね」
 指で弾くと名刺はひらひらと舞って、フルーツの皮が捨てられているゴミ箱の中に落ちた。
 カズは、何事もなかったかのように、カウンターのカクテルグラスを流しに置いて、再び、店の開店準備に取り掛かり始めた。

          「グラス一杯の夢」 Shot Ⅰ 「待つ男」 ・・・END 

 ・・・名前も、どういう人物かも、いつ来るのかもわからない「誰か」を古びたバーで待つ男、カズ。
 彼はどういった過去を背負っているのか、待っている「男」は一体誰なのか? 勝気で美しい女、杏子とはどうなっていくのか・・・? これから続くストーリーの中で少しずつ明かされていきます。
それでは今宵はこの辺で・・・。
 果たして、私は第二話を書くことがあるのだろうか・・・?(謎)

 ~Margarita マルガリータ・レシピ~
  ・テキーラ・・・・・・・・・・・・・・30ml
  ・コアントロー・・・・・・・・・・・15ml
  ・ライム(レモン)ジュース・・15ml
  ・塩(スノースタイル用)・・・・・少量

 カクテルグラスの縁をレモンで濡らし、塩でスノー・スタイル(ソルト・スタイル)にする。
 シェーカーに、上記の材料と氷を入れて振る。
 縁の塩が崩れないように、カクテルグラスに注ぐ。 

 私は「テキーラにはライム」・・・という固定観念があったのですが、調べてみるとレモンジュースで作るレシピもあるようなので、(レモン)としております。
 ちなみに、コアントローとはリキュールの名前で、甘苦いオレンジの味と香りのリキュール。レシピによっては「ホワイトキュラソー」となっている場合もあり、コアントローは、そのホワイトキュラソーの代表格です。

 「水曜どうでしょう」ファンの方に、ひとつエピソード♪
 「パイ食わねぇか?」の名セリフを生んだ、「大泉シェフ夏野菜スペシャル」の中で、大泉洋氏が知り合いのイタリア料理店のシェフに作ってもらったパイ生地と共に、フランベ用の「Myクヮントロー」を袋から取り出すシーンがありますが、あれが「コアントロー」です。
 お菓子作りを趣味とする方は、お持ちかもしれないですね。
 ちなみに私はお菓子も作りますが、カクテルも作りますので、「Myクヮントロー(笑)」も、Myシェーカーも持ってます(--)b☆ 腕前の方? ・・・ご想像にお任せいたしまする・・・。

 ~Margarita マルガリータ エピソード~
 マルガリータは、1949年、USAナショナル・カクテル・コンクールの入賞カクテルであり、考案者のジャン・デュレッサーのかつての恋人の名前であります。
 遠い昔、若き日の彼の恋人はメキシコ人。二人で狩猟に出かけた際に運悪く他人の撃った流れ弾に当たり、彼の腕の中で息を引き取ったという悲しい出来事があり、亡き恋人を偲んでテキーラベースのカクテルに彼女の名前を付けたという・・・。(テキーラはメキシコの特産品) 他にも説はあるのですが、この美しく悲しい物語を超えるエピソードはないようで・・・。

 ~お・ま・け ウンチクコーナー♪~ (^^)/←興味のない方はすっとばしちゃってください(笑)
 スノースタイルというのは和製英語で、リムド・ウィズ・ソルトと言うのが正式だとか。海外ではスノースタイルと言っても通用しないようです。
 海外出張が多い方、バーで粋に気取りたい方は、「リムド・ウィズ・ソルト」と覚えてくださいね☆
 ・・・使わないか(笑) 
 サブタイトルの前につけた「Shot(ショット)」というのは、ウイスキーやブランデーの一杯を表す意味です。1Shot=30ml、「ワンフィンガー」「シングル」とも言いますね。ウイスキーをストレートで飲む場合、小さいグラスで出されますが、あのグラスを「ショット・グラス」と言います。ブランデーは香りを楽しむため、ショット・グラスでは飲まず、ブランデーグラスの底部分を持って体温で温めながら立ちのぼる香りを楽しみつつ味わいます。
 ・・・決してお笑い芸人の「ゆうたろう」の小道具、金魚鉢に脚がついたようなブランデーグラスでは飲みませぬぞっ!!(笑)
 
 ~Margarita マルガリータ バリエーション~
 コアントローを、ブルーキュラソーに変えて「ブルー・マルガリータ」
 コアントローを、ストロベリー・リキュールに変えて「ストロベリー・マルガリータ」
 コアントローを、ピーチ・リキュールに変えて「ピーチ・マルガリータ」
 コアントローを、メロンリキュール(ミドリ)に変えて、「ミドリ・マルガリータ」
 クラッシュドアイスと共にバーブレンダー(ミキサー)にかけシャーベット状にした、「フローズン」
スタイルのマルガリータもあります。

 今宵は、お好みの「マルガリータ」をお楽しみください・・・♪(^^)/


2007-03-18 23:51  nice!(3)  コメント(15)  トラックバック(0) 
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コメント 15

こんばんは、だい吉です^^
一番乗りかな?
うん、お酒が飲みたくなるお話ですね、素敵です^^
ぼくには「カズ」のようなクールな行動はとれないでしょう、絶対(笑)
外でお酒を飲むとき僕はあまりしゃべらない方なので大将(焼き鳥屋しか知らないので・笑)の話を一方的に聞いてるだけですね(笑)
カクテルは全く知らないので、焼酎お湯割でお願いします(笑)
by (2007-03-19 00:39) 

猫たぬき

こんばんは、だい吉さん(^^)ノ ・・・ってもう朝に近いですが(笑)
nice! ありがとうございます♪
だい吉さんは、ストーリーモノも読んでくれてnice! をくださるので励みになります(^^)b☆
今回「カズ」は、チャンドラーのフィリップ・マーロウを気取らせてみました(^^; 
ホントはもっとくだけたキャラなのですが・・・。次回からは、もうちょっと人間臭い「カズ」をお見せしたいと思います。・・・書く機会があれば(笑)
あ、「カズ」は、「カズぼん」からの連想ではないですよ(笑) 前からちゃんと考えていた名前です。あしからず(--)b☆
しかし、どうでしょうネタにはツッコミがありませんな・・・?(笑) 
もしかしてまだ大阪支部(笑)では、「宮崎リゾート」「シェフ大泉夏野菜スペシャル」は放映してないのかな? 
だったら!! やはりDVD買いましょう!!(^^)/ ←やはり回し者か?(笑)
カクテルダメですか? 焼酎お湯割り・・・バーというより居酒屋ですな
(^^)/旦  へい、ダンナ!! 一杯やってかねぇか? みたいな(笑)
by 猫たぬき (2007-03-19 04:48) 

kumasu

では、ストロベリーマルガリでお願いしま~す(^^)♪
ちょうどタイムリーにもお昼のラジオドラマをバックに読ませていただきました(笑)ナレーターのお姉さんの声が乗っかってきました。。ステキな大人の世界。。あ~猫たぬきさんは一体どんなお方なのでしょう。。・・・と、ちょっと酔いそうになりながら読ませていただきました(笑)
そういえば、二十歳過ぎてバーに行ったとき、「きっと30歳超えたらこの場に浮かなくなるんだろうなぁ~」って思っていざ、30歳超えましたが、年々大衆居酒屋が似合うようになってきました・・・(笑)
by kumasu (2007-03-19 15:23) 

なっちん

なかなか良い雰囲気で読ませていただきました(^^)
「waiting BAR」とはちょっと違うのかな?
私は、ウォカベースやバーボン系が好きです♪
ジンが苦手ですね☆
・・・・って言うと、相当強いように思われますが、
強いです(爆笑)

「トン、クッ」って、「どうでしょう」は知らないのですが、そういう飲み方をするお酒は知ってます(^^;)

続きが楽しみです♪(^^)
by なっちん (2007-03-19 17:09) 

kumasu

どうでしょうに触れてないことに気づき、再び来ました♪
宮崎リゾート。。トン クッ、あの秀樹バリの衣装で飲んでましたね~!最初の洋ちゃんのウインクも忘れられません。。(笑)
あと、日向夏のおやじ!好きです・・・(笑)
そして~!!水曜日は西表島GETですね~♪
楽しみで~す♪♪
by kumasu (2007-03-19 21:02) 

猫たぬき

こんばんは~、クマスさん(^^)ノ nice! ありがとうございます♪
クマスさんのブログにトツギーノ流ツッコミコメント入れてから、ごはんを作っていたので、コメ返し遅れました。スミマセン(--)ペコリ。その間に、何と「どうでしょう」ネタに追加コメントまでがっ!!(笑)
あ~猫たぬきさんは一体どんなお方なのでしょう。
↑日頃からボーっと空想・妄想してます(^^;←単なるアブナイ人?(笑)
「妄想力」が異様に発達していて、コタツの上でパソコンに向かいながらも、心はバーのカウンターで、宮崎での大泉洋の如く、「トン、クッ!!」としてる気分になれる人間です(--)b☆ ←やっぱりアブナイ人(笑)
確かに年々・・・洒落たレストランで、シャンパン片手に「キミの瞳に乾杯」よりも、屋台のおでん屋で「大将!! お酒、冷やで」とコップ酒・・・の方が似合いつつある自分が怖い・・・(笑)
大泉君の夜の正装は「秀樹」なんだね・・・(^^; 二着あるしね(笑)
クマスさんは、大泉君の「男の魅力満載」の「目」に殺られるんだねぇ・・・(笑)
21日!! 夜中にローソンに襲撃しようぞっ!!(^^)/
今宵は、フローズン・ストロベリー・マルガリータをどうぞ♪(^^)/旦
by 猫たぬき (2007-03-20 02:53) 

猫たぬき

こんばんは、なっちん(^^)ノ nice! ありがとうございます♪
なっちんが、200nice!の記念すべきお客さま♪
ありがとうございまする~(^^)/
「waiting BAR」とはちょっと違うのかな?
↑さすが、酒飲みですな。いろいろ知ってらっしゃる(^^;
レストランに併設されてる、食前酒を飲むバー・・・みたいなものよね。
この話では地下の「通の酒飲み」が訪れる「穴場のバー」みたいな感じにしてみたつもりです。ローレン・バコールみたいなクールな美人が粋にカクテルグラスを傾けてたりする感じの(^^;
ウオッカ、バーボン・・・かなり飲める方ですな。
私も一時期、「バーボン・コーク」にハマッたなぁ・・・。
「どうでしょう」知らないのに、「トン、クッ!!」を知ってるとは(驚)
かなり・・・いや、マジで飲める方ですな(確信)
いくらお酒に強くても、決してスピリタスをストレートで飲んではいけませんよ~(^^; ←火吹くっつーの(笑)
ウオッカがお好みですか。
それでは、今宵は、ソルティ・ドッグか、お洒落にキッス・オブ・ファイヤーなどいかがでしょう?(^^)/旦 
私はどうも、スノースタイルのグラスが好きなもので・・・。
by 猫たぬき (2007-03-20 03:00) 

kumasu

師匠、つ、ついにこの日が来ましたね・・・!!
夜中にローソン行キーノ、店員さんに受け流サレーノ
DVDを手にシーノ そして家に帰りーノ 
特典ポストカードを部屋に飾りーノ
トツギーノ。。
by kumasu (2007-03-20 17:48) 

なっちん

すいません、本人まったく気づかずに200nice!踏んでしまいました☆(^^;)
「ウォッカライム」とか好きです(^^)

「スピリタス」・・・96度ですね(^^;)
昔、カクテルにしてもらって(何で割ってもらったっけなあ?)、3杯飲んで「ごちそうさまあ」って普通に帰りましたね。
その前に日本酒5合くらい呑んでたんですけどね(爆)
あの頃は若かった・・・・(苦笑)
by なっちん (2007-03-20 18:17) 

お返事書こうと思ったら、日が経ってしまった^^
今回は純粋にお話にコメント入れようと思って、あえて「どうでしょう」触れずいってみました(笑)
宮崎のお話は2周年記念の総集編の時にちょろっとみました。陽気なおじさんのお店のやつですよね?ちがうかな?
さすがに「カズ」からカズくんを想像はしなかったですね~(笑)
元気にしてるんでしょうか^^
お酒の種類でいかにそういう所と無縁だったか判ってしまいますねぇ^^;
あ、200ナイスおめでとうございやす^^/
by (2007-03-20 23:38) 

猫たぬき

クマスさん(^^)ノ お返事遅れてゴメンね~!!
実は昨日から「後頭部に違和感があるの~♪」だったのよ(笑)
持病の片頭痛なの~(--)
トツギーノ、お気に入りなようで(^^;
個人的には「店員さんに受け流サレーノ」が好き♪
その店員さんには、マニアの「水曜どうでしょう」魂がわからないんだねぇ(^^)
by 猫たぬき (2007-03-22 00:05) 

猫たぬき

なっちん(^^)ノ お返事遅れてゴメンね~!!
そうなの。なっちんが記念すべき「200nice!」の、お客さまなの~♪
ウオッカ・ライム・・・あくまで、ウオッカなのね(笑)
スピリタスもウオッカだから、炭酸かジュースで割って飲むと思うのだけど、かな~り割るよ? それを三杯って・・・。で、ケロッと帰るって・・・。
「強い」じゃなく、「酒豪」だな・・・なっちんは(--)
by 猫たぬき (2007-03-22 00:11) 

猫たぬき

だい吉さん(^^)ノ お返事遅れてスミマセン!!
そっか。今回は「ちゃらけ」ナシの「お話に対する真摯な感想」をくださったのですね?(^^; ありがとうございます♪
陽気なおじさん・・・日向夏の食べ方を教えるおじさんのことだろうか・・・?
カクテルはスタンダードだけでも、ものすごい数があって、コンクールで入賞したオリジナルなど入れると、星の数ほどあるかも・・・(^^;
何せ、カクテルの定義は、酒と何かを混ぜたもの。「酒+炭酸(orジュース)」のミックスドリンクなんですよ。
厳密に言うと、水割りや、だい吉さんオーダーの焼酎お湯割りも「カクテルの一種」なのですぞ(^^)/
by 猫たぬき (2007-03-22 00:21) 

((((--)

読みました。
つーか、同じ名前でも違うものですなァ(爆)

「惚れさせてみせる」なんて・・・良いね(含笑)

僕はカクテルは飲まないんで。。
ビールかスコッチがあれば。飲み続けます。
って、翌日にダメージが残る系ばかりやないか!(苦笑)

続きが楽しみですねぇ(^^)
by (2007-03-24 11:05) 

猫たぬき

なはは・・・(^^) だからカズぼんを想定して書いたわけじゃないって言ったっしょ? でもビジュアル的には、カズぼんに似てるかもよ?
猫たぬきの想定する「カズ」は、長身・細身・身のこなしが優雅・目が鋭く・無口、だもん。
近いでしょ?(^^) ・・・性格はともかく。フィリップ・マーロウが一番近いかも。
「杏子」は、私の中の憧れの女性像なんだよね~。勝気な美人(^^) シティー・ハンターの冴子が一番近いかな~。ビジュアル的には「三浦理恵子」みたいな感じなんだけど。頼りなげに見せて実は・・・みたいな感じ。
カズぼんは、甘い酒とか飲みそうにないね(^^;
飲み続けます・・・っつーのも怖いが(--)
・・・続き・・・いつ書くだろう・・・(--) 謎だ(笑)
by 猫たぬき (2007-03-25 00:29) 

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