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小説「夢幻~ゆめまぼろし~」 終章 世間は「信長」を待っている。 [小説「夢幻」]

 どうも、いらっしゃいまし。

 え~、長々と書いてまいりました信長と濃姫の恋物語。お楽しみいただけたでしょうか?
 史実と辻褄のあっているところ、脚色しているところ、専門的なご意見は山ほどあるでしょうが、そこら辺は如何せん、歴史学者ではございませんのでツッコミはご勘弁を(笑) あくまで「信長と濃姫のフィクションによる恋物語」なので、サラリと流してやってくださいね(^^)b☆
 あとがき・・・と言いましょうか、物語を振り返りながら、昨今の世人と信長との違いについて、ブチかましていきたいと思います。もしよろしければお付き合いのほどを。

 まずは物語のことから・・・。
 歴史小説がいきなりSF風にすっ飛んでいってしまったことが、一話から読んでくださっているお方には、「何じゃこりゃ~?!」状態になったのではないでしょうか?(^^;
 実はね、これは確かに「れっきとしたシナリオの世界」では、反則なんでござんすよ。
 昔習っていたシナリオの先生に、「こうこうこれこれのお話を書いてるんです」って、シナリオ形式にしたものを見ていただいたことがあるんですが、「これは反則だよ!!」と怒られました・・・。

 ・・・シナリオの世界はですね、最初の15分で、「この話はコメディーです」とか「サスペンスです」とか「ミステリーです」「SFです」などなど・・・、視聴者にドラマのコンセプトを「解らせて」いないといけない、という鉄則があるのです。
 だから、「歴史モノのSF」であるならば、「戦国自衛隊」のように、しょっぱなから戦国時代にタイムスリップする・・・という仕掛けが必要だと。
 うん・・・確かにそうなんです。でも、私は別にSFを書きたいわけじゃなかったんです。このお話も
SFのつもりはありません。
 そう、もっと人間の力では計り知れない未知なる力。(タイムスリップだって、未知なる力ですが)
 私は、神を信じない、いわゆる無神論者でありますが、霊魂や超能力、未確認飛行物体(素直にUFOと言え)、宇宙人・・・などなどの存在は信じているのです。
 あ、超能力を信じてるとはいえ、テレビに出てくる自称・超能力者のスプーン曲げを「すごい!!」と思ってるわけではないです(笑) 本物の超能力者は表に出てこないものだと思ってますから。

 霊魂を信じるのは、ある昔話から。
 昔、余命いくばくもない男が、雪の深い山郷に住む昔の恩人を訪ねて行った。
 こんな夜更けに客など来ないと思っていたその恩人は戸を叩く音に驚いたが、相手が男と知ると、喜んでその男を迎え入れた。しかし男は、この雪深い道を歩いてきたにも関わらず、まったく雪を身にまとっていなかった・・・。
 恩人は男に、温かい湯漬けと漬物を出してやると、男は嬉しそうに食べた。「旨い、旨い」何度も男は言い、そして食べ終わってひとこと、恩人に向かって「ありがとう」と言った。
 恩人は嬉しそうに男に微笑みかけた。
 ・・・そこへ、電話が鳴った。
 恩人が電話に出ると、男の家族から。たった今、男が亡くなったという報せだった。
 恩人は笑いながら、「何をバカなことを。今、ここに来ておるのに」と、後ろを振り返ると、空の茶碗があるだけで、男の姿はなかった・・・。
 電話で家族は話続ける。男は死の間際に、「漬物・・・うまかったなぁ・・・」と言ったと。
 家族は、死の間際に夢を見ているのだと思ったが、実は男の魂は時空を超えて恩人に逢いに行ったのだ。恩人にひとこと、お礼を言いたいがために・・・。

 これは単なる昔話、おとぎ話に過ぎないだろうが、私はこれは実際に「ある」ことではないかと思ったのを覚えている。
 死の間際というのは、そういう不思議な力が働くのではないか、と。
 時空を超えて、逢いたい人に逢いにいける力があるのではないか、と。
 これはSFでも何でもなく、人間の奥底に眠る不思議な力なのだ。
 「あり得ない!!」というようなことが起こるから、「奇跡」なのだ。
 「奇跡」は誰の身にも起こりえることじゃない。
 それこそ、「想いの深さ」が起こすものである。
 「源氏物語」にも、幽体離脱は出てくるよね。六条の御息所が、源氏の正妻である葵の上を呪い殺してしまうところ。(確か「夕顔」も呪い殺してるのよね・・・) 凝り固まった「愛」や「嫉妬」・・・いわゆる情念で人を殺めてしまうのは怖ろしいことだけど、それくらい人の「想いの深さ」というのは、常識では計り知れないことが出来てしまう。

 私は信長という人間を、調べれば調べるほど「このひとは普通じゃない」と思ってしまう。
 宇宙人だったのではないか? というのは、ぶっ飛び過ぎな考えであるが、現代でも通用する考えを、400年以上も前にすでに持っていたのだ。
 その「普通じゃない」素晴らしい頭脳と行動力で、天下統一という大望を、五十年に一年足らず、ほんの夢幻の時の間に成し遂げてしまった。
 「戦国時代の風雲児」だけでは語りつくせない。
 織田信長そのひとには、欲がない。
 そして、何よりも潔い人生だということ。
 自分のやるべき仕事を終えると、まるで自らがシナリオを書き、自らが演じきり、それこそ夢幻のように、この世から姿を消してしまったのではないかとさえ思える。
 まさに世に残したミステリーである。

 私が「織田信長」というひとの生涯を愛してやまないのは、彼が「潔い人間」であるからだ。
 何事も古い制度を打ち壊し、新しいことをやり始めるにはいつの世も「反対」が付きまとう。しかし、誰かがやらねば、世の中は何も変わらない。それをあえて、乱世を終わらせるために、悪鬼と罵られることがあってもやり通した信長。そして最期の瞬間、自らの運命を静かに受け入れ自害する。
 ・・・そんな「潔い人間」が今の世にいるだろうか?
 「女は産む機械」発言をした柳澤厚生労働大臣に、辞任の声が高まっているが、一向に辞める気配はない。自分の発言する言葉に誇りと自覚を持つべき大臣ですら、潔さがない。(まぁもっとも、「女の人権」と騒ぎ過ぎなのもどうかと思うのですが・・・。「女」ではなく、「人間」の人権でしょ? 「女が」「女が」と騒ぐことこそ、女の価値を落としている気がするのは私だけでしょうか? 男も女も同等というのなら、「女が」と片方の性だけを持ち上げようとするのをやめてもらいたいものだ)
 残忍に人を殺め、裁判にかけられる人間も、何とか自分の命だけは助かりたいと必死である。
 江戸川乱歩の書く小説に出てくる悪人は、明智小五郎に正体を見破られ悪事を暴かれた瞬間、服毒自殺を遂げる。そんな潔い悪人を、この世では見たことがない。

 人は、いつからこの「潔さ」を失くしてしまったんだろう?
 みっともなく自分の地位に執着したり、命乞いをしたり、世人から笑われることを、何故選ぶのか?
 己の発言の愚かさを反省したり、己の罪を悔いたりすることはないのだろうか?
 日本人の「侍魂」は、もう過去のことなのだろうか?
 「潔さ」は、もう死語なのだろうか?
 今一度、せめて日本の代表である「政治家」の方々には、この信長的「潔さ」を持ってもらいたいと思うのは、無理な注文なのでしょうか・・・?
 世間は、「前例がない」ですべてを切り捨てるお役人ではなく、信長のように「古い制度を打ち壊す斬新な」人間を、「潔い」政治家の出現を、待っているのではないでしょうか?
 
 話を信長に戻しましょう。数日前に「信長の安土城にまつわるミステリー」(だったかな?)を見たのだけれど、あれでは新説が出てましたね。
 信長の遺体が発見されなかったのは、爆死したからである・・・とか。
 う~ん、これは斬新。
 でも火薬庫を爆破させたとしたら、館と信長が吹っ飛ぶだけでなく、戦っていた明智勢も全部爆死してないか? 明智光秀だって煽りをくらって死んでるよ、きっと・・・。
 信長役の加藤雅也氏は、なかなか決まってましたね。粋な南蛮スタイルが良く似合う(笑)
 朝廷の陰謀説とか、明智光秀は利用されたとか、いろんな説が出てたけれど、まぁそれは歴史学者にお任せしましょう。

 これは正月ドラマでやった「明智光秀」(大泉洋氏も出演しとりましたな)の中の一説ですが、
「猿は木に登らない。木に成った金柑は下に落ちる。それを猿が食らう」・・・ってセリフ。(うろ覚えですが、ニュアンスはこんな感じ)
 つまりは・・・光秀(金柑)は信長を討って果てるから、そのあとの世は秀吉(猿)に任せる・・・というような意味ですが、これも斬新(笑)。
 光秀が秀吉と仲が良い・・・というのは、あまりにも考えにくいし、それより何より、光秀が信長を愛していたとも思えない。
 暴君を止めるために、自分の命を賭けるのなら、己以上に主君を愛していなければ出来ない。
 戦国時代。主君のためなら自らの命を捨てる・・・という時代。
 信長が浅井に裏切られたとき、撤退するのにシンガリを願い出た秀吉に対して、信長は「金柑は生きよ。猿・・・死ね」と言っている。(よく考えたらすごいセリフだ)
 主君を生かすために、己が死ぬ・・・ということはあれど、主君を殺す・・・というのは謀反である。
 そしてあえて自分が裏切り者との謗りを受けてでも、暴君を止めなければ・・・と思うのであれば、それはれっきとした「愛」である。ある意味、心中である。
 光秀は、それほど信長を愛していたか? ・・・甚だ疑問が残る。
 民衆のために、光秀が犠牲になり秀吉に託した・・・というのであれば、光秀と秀吉の間に確固とした「信頼」と「絆」がなければ、これも成立しない。
 この「明智光秀」の中での信長役は上川隆也氏。がんばってる感じはすごくあるし、何より上手い役者さんなのはわかってるけど、如何せん優しすぎる瞳を持つ上川氏だから(良い人オーラが出過ぎてるよ~って感じ?)信長の狂気を帯びた目は表現出来ないような気がしてた。しかし後半にくるにつれて、段々役にハマって(酔って)くところがあって、ショット的に「絶妙!!」と思うところがあった。さすが上手い役者さんは違うね。役を自分に引き寄せるね。
 役者として「織田信長」というのは一度はやってみたい役なのかな? 「信長」に酔ってみたい、という感じか? しかし私は、ミスター(鈴井貴之氏)が一番「信長」に近い気がするんだけどな。あの目の奥に潜む「狂気」を表現出来るのは彼しかいない!! と密かに思っているのですが・・・。

 ・・・「本能寺の変」は、本当に不可解な事件だと思う。
 人生五十年・・・と謳った敦盛の舞そのままに、潔く散っていった信長。
 世界には、不思議な謎やミステリーが溢れている。
 信長の「本能寺の変」も、そのひとつではないだろうか?
 のちの世に謎を残して、ああでもないこうでもないと頭を悩ませている学者や作家たちを、今は
濃姫とふたり、「悩め悩め」と、空から笑って見ているのではないかと思ってしまう。
 謎めいた生涯だったからこそ魅了され、のちの世にいる作家は、想像をめぐらせてこぞって信長の物語を書く。
 私は、信長の「生涯」ではなく、「恋」を書きたいと思って、今回のお話を書いた。
 ちなみに・・・第一話書いたのって7月7日なんだよね・・・。たった六話書くのに、7ヶ月近く。何と気ままな・・・。でも書きたくて書きたくて仕方ない・・・という気持ちになるまで書かないのが心情なので(ホントに気まぐれなのさ)こんなもんかしら。
 もう当分、時代劇はお腹いっぱいという気持ちになったさ(--)
 織田信長は、私の憧れのひと。そして、その奥方である濃姫は、私の憧れの女性。
 信長が、濃姫以降、一度も正室を迎えていないという事実から、本当に愛していたのは「濃姫」だったのではないかと思った。死してなお、信長を守りたいという濃姫の魂が、信長を数々の危険から救い、ふたり二人三脚で天下統一への道を築いたのではないかと思った。
 そして今、ふたりは静かに同じ土の下に眠っていると思いたい・・・。
 史実ではほとんど残っていない濃姫だけれど、私は死しても愛するひとの元を離れなかった女心を書きたかった。せめてこの物語の中だけでも、信長の一生は愛に満ちた幸せな人生であったと思っていただけたら幸いです。(どの信長の物語の中でも、愛に恵まれない人に描かれてるからね)

 親愛なる信長殿に、愛をこめて・・・♪


2007-02-03 00:17  nice!(1)  コメント(10)  トラックバック(0) 
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こんにちは、男前の(古い?)だい吉です^^
コメント久しぶりです^^
しかも、何気に一番?(笑)
さすがに皆さんコメント入れにくいみたいですね(笑)
小説からちゃんとちゃんと読みましたよ(笑)
僕は歴史物は全然判らないのですが、楽しく読ませて頂きました。
ちょうど、「どうでしょう」で「試験に出る日本史」とダブってるところもあって^^ 
今週から「四国1周」です(何気に「どうでしょう」ネタチェンジ・笑)

こうなんというか、色んな意味で人間臭さが「歴史」の魅力なのでは最近思うようになりました。
「義理・人情」であったり、「裏切り」であったり「欲望」あったり。それと昔読んだ本で「名のある武将はお小姓に必ず「美少年」を横におき自慢してした」みたいな記事を読んだことがあります。同性愛も日常だったとか。
そういう人間が持ってるものが自由に(いろんな縛りはあったでしょうが)発揮されたのが戦国時代かもしれませんね(ちょっと違うかな?)

では、今から嫁さんとお散歩に出かけてきます^^

追伸:HTBの携帯サイトより「水曜どうでしょう」の着メロを落としました
by (2007-02-04 15:02) 

猫たぬき

お久しぶりです、だい吉さん(^^)ノ この欄にコメント&nice!ありがとうございます♪
そうなんです。小説(しかも信長・笑)にコメント入れるようなモノ好き(笑)はいないわけで・・・。この項は、私の自己満足コーナーなんで、別に読んでくれなくてもいいや~的な感じでいたので、おおっ!! nice!とコメントくれてるっ!!って、ちょっと嬉しくなりました(^^)b☆
戦国時代は、戦が生活の一部で(戦場に)女性を伴っていけないので、男色は普通だったそうです。信長には蘭丸がいたし(前田利家も小姓の頃は信長の恋人だった・・・とか) 信玄に至っては春日源助(のちの高坂昌信)にラブレターまで出してたとか(^^) 今考えるとすごい時代だ・・・。
「試験に出るどうでしょう」・・・見たいッ!! すっごく気になる!!(笑) ・・・で、何で「四国一周」?(笑) また罰ゲームですか?(^^) 確か、安ケンさん監禁事件の「試験に出るどうでしょう」も、罰ゲームで大泉君ひとり四国八十八箇所めぐりさせられてたけど・・・。
「どうでしょう」の着メロ・・・欲しいっ!!(笑)
「嫁さんとお散歩」のどかですなぁ・・・(^^)ノ ウチは、殿とお買い物ですぅ♪
by 猫たぬき (2007-02-05 00:27) 

こんばんは、だい吉です^^
ん~やっぱり猫たぬきさんは詳しいですな~
前田利家が信長の恋人とは… 

「試験にでるどうでしょう」は猫たぬきさんの書かれてるものの次のやつのようです。
結果言っていいのかな?今回は試験で不正解が出ると校長&生徒も四国めぐりの罰ゲームになってました^^
んで、4問目で安ケンさんが間違えて校長&安ケン罰ゲーム決定。更におしい!9問目で鈴井さんが間違えて全員罰ゲームと相成りました(笑) どうなるかは今週のお楽しみですね~
2週間くらい前からビデオで録画するのを止めてパソコンで録画するようになりました。地デジが始まる前に撮り溜めしようとDVDにして^^
今のうち今のうち(笑)

ちなみに着メロですが、携帯サイトでHTBに行ったらば、「タダ」でした。
太っ腹ですHTBさん(笑) ちなみに携帯用の待ち受け画面とかもありましたよ~
by (2007-02-05 01:20) 

猫たぬき

こんばんは、だい吉さん(^^)ノ にわかにチャットめいてきましたな(笑)
詳しいのはホント「信長関連」だけです(笑) 日本史の先生にも「戦国以外も真面目にせぇ!!」って怒られてた・・・(--)
利家は若い頃ものすごい「美少年」だったそうですよ。恋人・・・というのはオカシイのかな? あの時代なら「寵愛を受けていた」というのが正しいのかしら。寵愛っつーのも、何だか時代めいてますが(笑) 
そうそう、だい吉さん。ミスターが「信長」をやるのってハマリ役だと思いません?(^^; 殿にはいくら言っても「バス芸人に信長は無理!!」って言うんだけど(笑) どうやら「三夜連続深夜バスだけの旅」のミスターのやられ顔が印象に残ってるんだろうけどさ。いや~、それは「どうでしょう」のミスターであって、「役者・鈴井貴之」なら「信長」がハマると密かに思っているのですが・・・。どうでしょう?(笑)
こっちのどうでしょうは今、「onちゃんカレンダー」作ってます。先週サイコロ6が終わったんで。いつ「試験に出るどうでしょう」やるのかな?!(^^)
私は、DVDはkiyoポン頼みです~(^^;←何て奴・・・。パソコンで録画とか、DVDに焼くとか、何の暗号かわかりません(@@)??? ホントに機械オンチなんで・・・。着メロも欲しいけど、携帯サイトにおそらくたどりつけないだろうと・・・。殿に頼むかな・・・(--)←また人頼み(笑)
by 猫たぬき (2007-02-05 02:22) 

m_kikuchi

こんばんは~!

何となく惹かれるところに共通点が有るようなので
乗せておきますね。

これは、有るところで信長について書いていた一文です。

「信長の人を見る目の鋭さ、人材登用は天才的ですね。
またそのような際だった才能の武将たちを統括したその組織能力も抜群のものだったと推測します。
 しかし意に添わないときの部下に対する処罰、粗暴性は聞きしに勝るもののようです。

 その信長が、何百年も続いている戦国時代にあって、全国の民百姓の苦悩をどれほどで有ったかを知っていたかどうかが一つのテーマです。

 そして、それと天秤をかけたかどうかは定かではありませんが、先を急いだのでしょう。
 弟を切り母を排斥し、今川義元を電光石火のごとく滅ぼし、妹の夫を滅ぼし、一向一揆で大量虐殺を敢行し、楽市楽座などの民の生きる術の便宜を図り、全国統一の道をまっしぐらに疾走した。
 戦国時代の悲惨さに怒り、少しでも早く極楽浄土を築きたかったのかどうか?そのプロセスでの信長の内心に触れることは難しいのですが、そこに人に言えない苦悩は無かったのか?」というテーマが私の探究テーマです。
 信長がいなかったら100年は戦国時代は延びたかもしれませんね。単純に今の時代に引き比べるのは誤りですが…。
by m_kikuchi (2007-02-05 19:45) 

おざっす。
密かに読んでいた者ですが。。(笑)

あんまし歴史は詳しくないんですが。というか苦手なんすけど(^^;
未だに話題にのぼるんだから凄い人だったんだろうなぁと思います。信ちゃん。

美少年は何時の時代でもモテモテなんですなぁ(爆)
by (2007-02-06 08:55) 

猫たぬき

こんばんは、あすなろうさん(^^)ノ 来てくださってありがとうございます♪
とうとう「信長と濃姫の物語」も最終回まで漕ぎ着けました(笑)
あすなろうさんも、信長の探求してらっしゃるんですね。↑の文章、めちゃくちゃ共感しますっ!!(^^)
信長という人は、一種「潔癖症」だったんでしょうね。特に自分が心許した相手に裏切られるというのは許せない・・・という。確かに残虐性もあったでしょうけれど、それはあの戦国の世においては多かれ少なかれ皆やってることであり、信長だけが糾弾されるのはおかしな話ですよね。(比叡山焼き討ちだけが後々まで語られる・・・みたいな)
あすなろうさんの「信長探求」も是非拝読させていただきたいです(^^;
by 猫たぬき (2007-02-07 02:37) 

猫たぬき

こんばんは、カズぼん(^^)ノ 何も「密かに」読まなくても・・・(笑)
ま、歴史に興味ない人には「どうでもいい」お話かもしれませんわな(^^)
私ほどの信長好きはそう多くはいまい・・・フフフ((((((--)b☆
「美少年」・・・いつの世も、モテモテ・・・確かに(笑) 美しいものが好まれるというのは、今も昔も変わらないということですな。
しかし・・・「信長殿」を「信ちゃん」と呼ぶなアァァァ!!(絶叫)
by 猫たぬき (2007-02-07 02:42) 

帰蝶

いつも事実と真実と小説の関係を思っています。誰かが資料に残すと事実と評価され、語られぬ真実は歴史の中に埋もれます。そこに小説が登場する。顕著な例が武将功夜話に生駒氏のことが記され、信長公記に道三娘の正室。濃姫命の私は記されぬ濃姫のその後を小説に夢託しています。でも近年、総見寺の織田家の墓標や美濃衆のこと、何より信長が濃姫以外に正室を迎えなかった事実(祐筆が記録していない)~きっと信長X濃姫 ああだこうだを笑いながら見てるでしょうね
そして、幸せな思い ありがとうございます。戦国一のラヴ・カップルに万歳!
by 帰蝶 (2010-02-09 14:04) 

猫たぬき

帰蝶さん、初めまして(^^; コメントありがとうございます。
「帰蝶」というお名前から、いわゆる戦国乙女であろうことが想像出来ます。
「夢幻」お楽しみいただけたようで、何よりです☆

その総見寺のことに関してはあまり知らないのですが、小説の冒頭でも書いたように、私はずっと昔から濃姫と信長はお互い惹かれあっていたと思っていました。何の根拠もないのですが……(笑)
ホント、戦国一のラヴ・カップルですよね!!^^;
by 猫たぬき (2010-02-10 00:02) 

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