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「自分」と「仕事」の距離の取りかた。 [お仕事の話]

 どうも、いらっしゃいまし。
お茶、ご一緒にいかがでしょうか?

 さてさて、今クールのドラマが始まりましたね。(とっくに始まっとるっちゅーねん)
 大泉洋氏、安田顕氏の両名が出演している「ハケンの品格」。ドラマがどうこうというよりも、この
おふたりの演技が見たいがため、初回を見ました。「~の品格」ってオイ(笑)・・・って感じだけど。
 う~ん・・・(--) ドラマ自体は好きじゃない・・・。と言いますか、作りが「マンガチック」なんだもん。マンガをドラマ化したみたい。これって、マンガが原作じゃないですよね? もっと「ハケン」社員の内部事情に突っ込んで作ってる、いわゆる「社会派ドラマ」を期待していたのですが・・・。しかし
ツッコミどころ満載のドラマですね。主人公の性格はヨシとしても、会社の機密データを持ち帰るなど、「ありえへん!!」というようなことがたくさん・・・。正社員が派遣社員のことを高飛車に「派遣さん」と呼んだり、スーパーハケンのはずの春子さんのパソコンの指使いもメチャクチャやし・・・。
結局、初回を見ただけで、二回目は見なかったし・・・。
 ま、この先は「ハケンの品格」のドラマのことは書いてません。今回はお仕事のお話。最近は、ナンパ話、不覚!!な話ばかりだったので、たまには真面目なお話を。本日のお題「ハケンと正社員の違いって何よ?」です。・・・今回もかな~り、長いです。覚悟して読んでください(笑)

 私は、結婚前に勤めていた仕事が正社員なだけで、結婚してからは専業主婦。ときどき、お仕事。それはみんなアルバイトでした。いろいろな仕事をしましたが、全部アルバイト。時給です。
「お時給分は働きます」とは言ってませんが、派遣・アルバイトに限らず「お仕事」というものは、みんなそうです。普通はお時給分働かないとクビになります。ま、当然ですね。
 さて、私は正社員とアルバイトの経験しかなく、「月給」と「時給」の仕事しか知らないので、ちょっとデータとしては不足です。と、いうことで殿のお話をします。
 殿は、社会人を始めて約15年ほど。その間に転職を二回ほど経験し、正社員の他にも派遣社員も経験し、フリーランスも経験し、いろんなことをしております。日給・月給・年棒・時給・・・いろんな給料の稼ぎ方をしております。
 派遣社員をやってるとき、会社に赴くと必ず係長や課長クラスの人間に「正社員にならないか?」というお誘いを受けるらしいです。正社員になる気のない殿は適当にはぐらかしていたそうですが、たまに正社員の人とお昼を一緒に食べると、「正社員の方が絶対いいのに・・・」というようなことを言われるらしいです。やっぱりドラマと同じように「正社員」ってちょっと上から目線なのかしら?
 しかし・・・と、転職を二度経験した殿は思うそうです。
 「正社員のメリットは何ぞや?」と。
 「安定収入」? 「世間体」? ???

 私たちのお父さん世代の人、もしくは少し年上、団塊世代といわれる人の考え方としては、「男は学校を出たらひとつの会社に就職して、定年まで一生勤め続けるもの」という考えが一般的でした。「転職」というものは、「辛抱の足らん奴がするもの」と言われました。
 しかし、それは「終身雇用」の確立した古き良き時代のお話。時代は流れ「バブル景気」を経験し、バブルが崩壊したあと、世の中は一気に先の見えない不況時代を迎えました。
 そうするとどうでしょう? 企業は、自分たちを守るため子会社を切り捨て、下請け会社を切り捨て、会社の規模を縮小し、自身の会社の宝であるはずの社員の首を切る「リストラ」(もしくは「リストラ」を前提とした露骨な配置換え)なるものを決行しました。そのリストラされた社員の中には、バブル期に、会社の課長クラスが猫なで声で入社を勧めた学生だっているのです。しかし、すでに会社には、これから教育をしなくてはならない新米社員を教育する余裕すら残ってなかったのです。即戦力なる人材を抱え会社を運営していく、生き残ることを考えるだけで精一杯だったのです。
 そう、「男は定年までひとつの会社に勤め続ける」ことが、出来なくなったのです。こちらがその気でも、会社がそれを「NO」と言ったのですから。
 バブル崩壊の煽りを受けて、倒産した会社は数知れず、それでも大企業は生き残りました。リストラを免れた人も生き残りました。さて、ではリストラされた人たちはどうなったのでしょうか? 私はバブル期に就職しましたが、あまりバブルの恩恵を受けた覚えもなく、結婚して早々に退社してしまったのでバブル崩壊後の混乱をあまり知りません。連日テレビで報道される「不況」「リストラ」の言葉を聞くのみです。殿の会社もバブルとはあまり関係のない職種だったので、恩恵もなければ、メチャクチャな煽りも受けなかったようです。ですから「リストラ」関係に首を突っ込む資格がないかもしれませんが・・・。
 しかし、遠くから「会社」と「社員」の関係、殿の仕事選択などを見ていると、いろんなことが見えてきます。それを書きたいと思います。私個人の目で見たこと感じたことですから、当然独断と偏見で成り立っております。「それは違うだろ!!」ってなツッコミどころ満載かもしれませんが、そこのところはお許しを(笑)
 
 会社は、教育する資金と労力を惜しみ、即戦力を求めはじめ「派遣社員」という人たちを多く雇いだします。(ドラマで大泉洋氏のセリフでありました)
 「派遣社員」・・・。最初から技術のある人間を時給で雇う「派遣」という制度。
 派遣会社にもいろいろあるそうで、スキルを持った社員を雇い入れ「派遣会社の社員」とし、条件とスキルのあった他会社に「派遣」させるタイプ。持ち帰りの仕事を会社でこなすこともあるので、「派遣」というより「出向」に近いかもしれません。派遣会社の社員になるのは同じでも、会社内での仕事はなく派遣先を転々と渡り歩くタイプもあるらしい。
 人材派遣会社に名前を登録して、条件とスキルのあった会社を紹介してもらい面接するタイプもある。入社が決まると、年棒の二割程度が会社から派遣会社に入るらしい。これは「正社員」を斡旋するタイプなので、入社時に一度だけ派遣会社にマージンが入るタイプだから、「派遣会社」とは少し異なるのかも知れないですね。他にもあるのかな? とりあえず私の知ってる(殿情報)派遣はこんな感じです。ドラマにもあったように、気に食わない派遣社員をクビにして、他の派遣社員を派遣してもらうことも出来るらしいし。(安田顕氏演ずる派遣会社側の社員は、相手会社と派遣職員との板ばさみでさぞかし胃が痛いことでしょう・・・)
 派遣社員制度というのは、雇う側有利・・・なのでしょうか? 
 さて宮司さんの判定や如何に?(・・・ここで笑ったアナタはかなりのどうでしょう通!!)

 しかし私は思うの。確かに派遣社員制度は「会社」が、「派遣社員」を選べる。いらない派遣はクビにして、有能な派遣を使う。しかもボーナス無しの時給のみで。
 でもね、「取引」というものは、両者が納得しないと成り立たないものなの。
 どれだけ有能な派遣社員が来たとしても、「派遣期間を延長して欲しい」と言っても、その派遣社員が「NO」と言えば成立しないのです。(ドラマでも言ってたね)
 「会社」が、派遣社員を選ぶように、「派遣社員」も、会社を選べるのです。
 そこらへん、会社はわかってるのかな?
 会社は、社員を教育しなくなった。
 人材育成をしなくなったのが先か、社員が会社に居つかなくなった(見切るようになった)のが先かはわかりませんが、要するに、昔の団塊世代の人が思ったように、「一生、この会社で働きたい」と思わせる「魅力」が欠落した会社が多くなった、という表れではないでしょうか?
 ドラマの春子さんが言ってた「100年不況が続いたって、会社が潰れたって、私は大丈夫。信じるのは自分と時給だけ。スキルがあれば生きていける」世の中になってしまったのです。

 友達には「正社員」もいれば、「派遣社員」もいます。どちらにもお悩みはあるそうです。
 「正社員」は、やはり人間関係に悩み、「派遣社員」は、ボーナス無しというお金関係に悩むそうです。しかし、どちらもメリットがありデメリットがある。
 私ね、ドラマでは極端にやってたけど、派遣社員って別に「みんなと仲良く」する必要はないと思うんですよね。そりゃ挨拶くらいはしましょうよ・・・とは思いますが(笑) 自分と自分のスキルを信じて好きな仕事をする場所があれば、煩わしい人間関係に悩まされることはないと思います。
 まぁ、こう言うのも、私が独身時代「正社員」であった頃、くだらない女子社員同士の派閥とか人間関係とかに悩まされた胃の痛い経験があるからかもしれませんが・・・。「正社員」である以上、転勤でもない限り、職場の人間はいつまでも一緒。仲良く・・・というか、せめて軋轢を起こさず人間関係を円滑に保つことが要求されるのね。その苦労がボーナスに含まれてるんだよと言われれば、精神的苦痛料と言っても過言ではないかも。だって、「アルバイト」の人もいたけど、その人たちは社員同士のイザコザなんて知らん顔してたもの。でも、それでいいと思うの。
 「派遣社員」の最大のメリットは、煩わしい人間関係に関係なく仕事に没頭出来ることだと思う。

 さて、ここまで長~い文章を読んで、殿の言葉を思い出しませんか?
 そう「正社員のメリットとは何ぞや?」と。
 ドラマでは大泉洋氏扮する「正社員」は、「ハケンは黙って正社員の言うこと聞いてればいいんだよ!!」という発言をしておりましたが、上の人間に媚びて出世を望む「正社員」の、どこが「派遣社員」より偉いんだ? とツッコミたくなるシーンでしたよね。
 今はもう「終身雇用」の時代じゃない。一度入社してしまえば定年まで安泰ではないのです。国に雇われる公務員でない限りね。リストラは「正社員」にも、他人事ではないのです。もちろん、会社が倒産するということだってある。(春子さんの過去も、そんな描写してましたね)
 ということは、「正社員」のメリットは、ボーナスがあるってだけ・・・か? それも人間関係の煩わしさと引き換えにね。定年まで勤めたら退職金もありますが。

 「ブランデー、水で割ったらアメリカン」(古っ!!) 昔懐かし~い冗談はさておき、「一日24時間、
3で割ったら8時間」 そう、お仕事は貴重な人生の中で3分の1以上を使うもの。嫌な仕事をするよりも、好きな仕事に就きたいとは誰でも思うことなのでは?
 しかし悲しいかな、世の中は「したい仕事」と「出来る仕事」は違うもの。
 「取引」は、双方が納得しないと成り立たない。
 自分というものをキチンと見極めて、自分の「売り」を伸ばすことが大事。それがある程度好きなことであれば、万々歳ではないでしょうか?
 どんな仕事であれ「お金を稼ぐ」限り、ストレスはつきもの。
 ストレス社会と言われるこの世は、「タフでなければ生きていけない」。(フッ・・・。このセリフが何の小説の引用かわかるアナタは、ハードボイルド通!!)
 ちなみに殿は、いわゆる「サラリーマン」ではありません。(うおっ!! 衝撃の告白?!)
 「月給稼ぎ」ではないのです。・・・かといって、怪盗ルパンでも、青年実業家でもないですよ、念のため。(素朴な疑問として、何歳まで「青年」実業家って言うんでしょうね・・・)
 贅沢は出来ないけれど、普通の庶民暮らしが出来る程度には稼いできてくれます。それというのも、殿は、自分の「売り」を若い頃からわかっていて、そのスキルを伸ばす努力を怠らなかったから。
 つまり殿は、「腕一本で嫁を食わしている」・・・わけでんな。
 「100年不況が続いても、会社が潰れても、私は大丈夫。信じるのは自分と時給だけ。スキルさえあれば生きていける」と言った春子さん的生き方を、すでに15年前から実践してるんですねぇ。

 それでは久しぶりに、殿の名言コーナーを(笑)

 殿曰く、
 「会社は何もしてくれない。(某CMでも使ってたね) 国も世間も何もしてくれない。神様なんていやしない。生き抜くために必要なのは、自分の力。培ったスキルと、働く意欲だけだ」
                                           ・・・・・・ジャカジャン♪

 う~ん(--) カッコイイ・・・。カッコよすぎる・・・。←かなりのノロケです。
 殿は、フィリップ・マーロウのようなお人です。←これは単に私がチャンドラーを好きなだけ。
 服従しないのは、殿の十八番の芸当ですし、人生はタフでなければ生きていけない。しかし、人に優しくなれないのなら、生きている資格がない・・・という生き方なわけで。
 「男前」な生き方だなぁ・・・。
 ま、そこに惚れたわけですが。←ダメ押しにノロケを入れておきましょう(笑)

 一番重要なセリフは、この「働く意欲」ですよね。昨今、ニート(ニュースでは下火になってますが)に欠落しているのが、この「働く意欲」。引きこもりでも、働く意欲があればまだ救われる。引きこもってる間にパソコンなり通信教育なりでスキルを身につけることが出来るから。「芸は身を助ける」のことわざ通り、身につけた教養やスキルは決して無駄にならないものです。如何せん、精神力だけはどうにもならない。「やる気出せ!!」と叱咤激励しても、本人にやる気がないと何も変わらないわけで。アントニオ猪木氏ではないですが、「元気があれば何でも出来る!!」というのは、あながち間違いではありません。「健康」であるということは、最高の働く条件。あとは、「働く意欲」「やる気」さえあれば、何でも出来る。
 さてさて、昨今の結婚する条件に三高(今は言わないか?)を挙げる人は注意が必要です。
 年収なんて、アテになるもんじゃあないです。会社が潰れたらイチからやり直しなんですから。
 オマケに、一流大学から一流企業に入ったエリートなんてぇのは、挫折知らずですから、能力も高いが、プライドも人一倍高いです。そんなお人が、会社が倒産したなんて事態に陥ったら完全にパニックになります。プライドが高いもんだから、再就職先も「レベルを落とした会社には行きたくない!!」とゴネるかもしれません。能力は高いのにね。もったいない。挫折知らずのエリートって、順風満帆にいってるときは、最大限の能力を発揮できるけど、パニックに弱いの。そういう人間を独身時代に何人か見たね。名の通った大学を出てて、プライドが高いエリート。でも、野生で生きていけそうな男はひとりもいない。無人島なんぞについたら三日で死んじゃいそう・・・。そんなエリートお坊ちゃまがちらほらいる職場でした。一生順風満帆に行けば最高ですけど・・・昨今の世の中、一寸先は闇でござんすよ(--)
 そう、昨今の結婚の第一条件は「サバイバル能力」です。
 どんな状況になっても生き抜いていける力です。
 殿は、たとえ乗っていた船がタイタニックのように沈んでしまって無人島に流されたとしても、おそらく木を切り倒して、家を建てることでしょう・・・。来るか来ないかわからない助けをアテどもなく待つタイプではないのです。食料を探しに出掛け、家を建て、快適な無人島ライフを送るに違いない・・・。そういったサバイバル能力に長けてます。・・・テントひとつでどこでも生きていける。(水曜どうでしょう班の藤村D氏と同じか?)根っからのジプシーなのかも。・・・ちなみに私も、いざとなれば駅でもどこでも眠ることが出来ます(--)b☆ これはすでに実証済み。おそらく私たち夫婦は、「サイコロの旅」を難なくこなすことでしょう。・・・やりませんが(笑)

 どうでしょう小ネタを挟みつつお送りしてきた「お仕事」の話。
 ま、要は何が言いたいのかというと、「仕事に貴賎はない」ということです。
 「正社員」だから偉いわけでも、「派遣社員」だから正社員より下なわけでもないのです。
 私の言うのは、社会の扱いではなく「人間として」ね。

 自分と仕事の距離を上手に取れる人は、上手に世間を渡っていけると思います。
 「自分」は「仕事」に、何を求めるのか? 何を切り捨てられるのか? ですね。
 仕事が人生のすべてであってはいけない。それを無くした(会社が潰れた、リストラされた)とき、自分というものが全否定された気になるからです。そのためには、自分と仕事の適度な距離感が必要。パーフェクトな仕事も職場も絶対にないわけですから、「やりがい」を求めるなら、「年収」は諦める、とか。「評価」を求めるなら、「ストレスやプレッシャー」は覚悟しなくてはならない、とか。自分で「何が一番大事なのか」を取捨選択しなくてはならないのです。
 
 派遣社員として働いてて、社会の扱いが気に食わないのであれば、違う会社の正社員になればいいのです。「雇ってくれない」というかもしれませんが、それなら会社が求めるスキルを身につければ良いわけです。「十年若返れ」という無理難題でない限り、努力すれば可能なはずです。
 正社員として働いてて、病気になるほど人間関係に悩むくらいなら、自分のスキルを元手に派遣社員になれば良いのです。ストレスは軽減されるでしょう。
 「簡単に言うな!!」と、お思いでしょうが、現実に実行している人もいるのです。殿はそれをすでに実行しているから。私はそれを間近に見てきました。だからこそ言えるのです。殿は私という「扶養者」がいても、仕事や会社に不満があれば関係なく会社に辞表を出し、転職もすれば、転居もするし、地蔵か?と見紛うほど、部屋にこもりきりで何もしない日々もありました。それでも私は全然構わない。妻たるもの、夫の仕事に口出ししてはならぬ・・・という大和撫子的な考えというわけではないですが、私は殿に「楽しく働いて欲しい」んですね。たとえ収入が減ろうとも、殿が「やりがいのある職場」に行けるなら、それが一番。殿が決断したことだもの。私はついて行きますよ。もともと「世間体」とか「周りの評価」とか、どうでもいいタイプなんでね、私ら夫婦って。

 よく「転職出来ない理由」に、「家族がいるから、したい仕事はあるけど転職出来ない」「家族を養わなければいけないからお金のために、劣悪な会社でもしかたない」と思い込む人がいますが、それはナンセンス。自分で勝手に自己完結してはいけません。
 それはただのイイワケに過ぎないのでは? 「家族のため」という大義名分で自分の心情を殺すのは如何なものか? 自分の人生ですよ? 家族は支えあってこそ、家族。家族を「重荷」と思った瞬間に、家族と心の交流をなくし、崩壊していく気がしますが・・・。
 確かにね、家族を思って転職を悩む人は、すごく心根の優しい良い人なんだと思いますよ。でもね、妻や子供とケンカしたときに、ポロッと「俺はお前たちの生活を守るために、嫌な会社で我慢して働いてるんだ!!」と押し殺していた心が噴きだしてしまうのであれば、それは本当に「家族のため」とは言えません。
 本当に必要なのは、勇気と決断力。
 妻は人生のパートナー。自分の抱えている仕事の悩みを打ち明けたら、案外簡単に「じゃ、転職しちゃいなさいよ」とか、「アナタの体の方が大事よ」と言ってくれるはずです。愛して結婚したんだもの。一番大事なものは、「安定した生活」や「世間体」より、「最愛のアナタ」のはず。
 とりあえず、雨風しのげる部屋と、白いごはんがあれば幸せ。そんなものです。
 「愛」があれば、ごはんも悩みも苦しみも、半分こして支えあって生きていけるものですよ。
 その点、昨今の世の中は「転職」に対して、昔ほど眉をひそめる人が少なくなったことは、良いことなのかもしれませんね。自分の人生も仕事も、自由に選べる時代です。

 さて。今、現在の私は、「お金を稼ぐ」仕事はしてませんが、殿の生活をしっかりサポート(ときどきサボりますが)という仕事をこなしている・・・つもりです。
 今回は、外で働く人たちの「お仕事」について書きましたが、今度は「主婦のお仕事」について書きたいと思います。それはまた、いずれ。
 そうそう。明日(24日)の「ハケンの品格」では、大泉洋氏と篠原涼子嬢のキスシーンがあるみたいですね。話題騒然です。一応、第三話は押さえておきましょか(^^)
 ・・・・・・長かったでしょお? ここまで読みたどり着いたお方、ホントお疲れさまでした(^^)b☆

 それではお茶にいたしましょう。
 今日は、コーヒーメニューにしましょうか。「男の仕事とコーヒー」というわけで。
 カフェ・モカを。カフェ・モカには様々な定義があるようですが、エスプレッソにチョコレートシロップ(もしくはココア)を加え、スチームミルクとホイップクリームを乗せたもの・・・が一般的だそうです。
 コーヒー・・・というより、チョコレートドリンクっぽいですね。
 それではまた、お逢いしましょう。


2007-01-23 23:23  nice!(3)  コメント(12)  トラックバック(0) 
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コメント 12

>かな~り、長いです

記事を開くと同時に、横っちょのスライドバーがどんどんちっちゃくなっていった時点で予感しました。この行で爆笑してしまったのと、明日の朝、極端に早起きなので、今日は挨拶のみで(笑)

こんだけ書けることが、すでにnice!だ(笑)
by (2007-01-23 23:35) 

みこ

うぅ~ketaさんに一番乗りを・・・・・・・

久しぶりに朝から長文を読んでしまった(笑)
猫ぽんらしい文章にniceを送りましょう。
私自身会社というところで働いたことが無いので
正社員と派遣社員の違いというところがわからないので
派遣社員で働く友人の話、派遣社員を使っている妹(正社員)の話、
メディアからの情報から想像するしかないけれど、それぞれの立場で
違った問題を抱えていることは確かなようだね。
(派遣会社の社員役の人、安田顕さんだったんだ・・・・)
私の場合、腕一本(二本か?笑)で稼いでいるからね。自分の技術を磨く努力を怠った段階で仕事は無くなる・・・・う~ん、まさにサバイバル。
だーりんを選んだ基準も、何があっても生きていけそうな能力を持ち合わせていそうってところが決め手だったからね。
今の世の中、学力向上も大切だけど、生き抜く力を子供のうちから育ててあげないといけないなと思うよ。まさにライオンのように・・・・

本文が長いとコメントもつられて長くなりそうなので、今朝はこの辺りで失礼します。  ちょっと遅いみこ姐の朝コメでした!チャンチャン♪
by みこ (2007-01-24 08:33) 

猫たぬき

こんばんはketaさん(^^) 今朝はちゃんと起きられましたか?(笑)
これはね~、半分下書きに入れたまま、一週間くらい放置してたヤツなの。で、続きをつらつら~と書いてたら、とんでもない量に・・・(笑)
一体私は何が言いたいんだ? と、思わず自分でツッコミいれずにはいられない出来ですわ(^^; 
おひま~な時にでも、読んでいただけたら何よりです~(^^)ノ
こんな長文にnice!ありがとう♪
by 猫たぬき (2007-01-24 18:43) 

猫たぬき

おそよう、みこ姐(^^)ノ nice! ありがとう♪ ・・・猫ポンらしい文章って、何?! ところどころに入る「どうでしょう小ネタ」? それとも「ノロケ」?(笑)
そっか~、みこ姐も「腕一本で稼いでる」派なんだよね(^^)
う~ん、ピアノという媒体を通して人に「感動」を与える仕事・・・「お時給分は働きます」じゃ、到底無理よね。心構えがまず違う(--)うん。
やはり、今の世の中、サバイバル能力よ(^^; 乳母日傘(イマドキ使わねぇ言葉だ)で育ったモヤシっ子じゃ到底生き抜いて行けん!! これから母になろうとするみこ姐は、小パンダをライオンのように育てるのね(^^; 滝に突き落とし、それでも這い上がってくる強い子に・・・(笑)
長いコメント返しになりそうなので、この辺で(笑)
そうなのよ。派遣会社の社員は安ケンさんなの~(^^; 似合ってるよね。いやしかし、やはり安ケンさんはonちゃんさっ!!(わからないだろ~な~、みこ姐には。クマスさんなら爆笑するハズ)
by 猫たぬき (2007-01-24 18:55) 

みこ

「ハケンの品格」観たよ~
安ケンさん、顔と名前が一致した! 
この間観た「どうでしょう」のバスツアーで後ろから実況していたあの人だ。(今やっと結びついたさ。遅いって?笑)

私も母から子供の頃、何度も谷底に突き落とされてこんなに大きく育ちましたf^_^; 今更ながら、物事を根気よく続けることを身につけてくれた天国の母に感謝です。腕一本で誰かを養えるほど稼ぎはないけれどね。 
猫ぽんらしい文章・・・・気合いを入れて読まないと読みきれない文章の中に、殿とのノロケ話をちりばめ、今回はさらに私がわからない「どうでしょうネタ」を盛り込んでくれたところかな?笑。
これでもっと吠えてくれたら・・・・・言うことナシです。はい。(^∞^)
by みこ (2007-01-24 23:21) 

猫たぬき

大泉君、涼子嬢とキスしてたね!!(^^) でも来週「ハエが唇に止まったからって何か?」みたいなこと言われちゃうんだよ(笑) ハエって・・・(^^)
安ケンさん、わかってなかったの~?!(>_<) もう~、ダメぢゃん!!
みこ姐はすごいよ。やっぱり音楽家の道って簡単じゃないし、人に言われて始めたことをやり遂げられるってすごいこと。並大抵の努力じゃ出来ないよ(^^;
気合入れて読まないとダメ? それって文章として致命的やん(--)
ついつい入れたくなる「どうでしょう小ネタ」f^_^; ←これもコピった(笑)
吠えてくれたら・・・う~ん、吠えたり毒吐くネタは、自分が関わったことのある職種に対してか、相手に失礼なことされたかしないとね(^^) 掛かる火の粉は振り払う・・・という精神なもんでf^_^; 世の中の一生懸命働いている正社員さん、派遣社員さんは、尊敬してますから(^^)b☆
by 猫たぬき (2007-01-25 00:06) 

kumasu

猫たぬきさ~ん☆こんにちは~♪
ハケンの品格、見てますよ~!まさに安田さん役のお仕事、わたくし経験アリです(笑)ハケンさんとは限らず確かに春子さんのような方はいらっしゃいますね~あれは極端で笑えますが・・(^0^;)・・キスシーンも。

うちの旦那さまは去年転職しました!最近は転職する人のほうが働く意欲があるな~と思える人が身の回りには多かったりします。まさにウチは書かれてあった「世間体より最愛のアナタ」ですよ~(かるくノロケてすみません)猫たぬきさんの旦那さまには敵いませんが・・(笑)
ちなみにいずれの「主婦のお仕事」楽しみにしてま~す♪(^▽^)
by kumasu (2007-01-25 15:27) 

猫たぬき

クマスさ~ん、お帰りなさ~い(^^) 温泉楽しんでこられました~?
おおっ!! 胃の痛い安ケンさんの役どころの経験がおあり?(^^;
キスシーン・・・大泉君も、キスシーンを演じる役者さんになったんだねぇ。私は、水曜どうでしょうのままの、飾らない大泉君が好きだけど☆
ダンナさまも転職組ですか?(^^) うちの殿も言っとります。「転職」する気構えのある方が、働く意欲はあるって。そりゃ正社員でも「愛社精神バリバリ」の正社員なら別だけど、そんな人、今少ないって(笑) 「正社員だとボーナスあるし、世間的にも良いし、ま、この会社でいっか~」みたいな?(^^; だから嫌になるみたい。ぬるま湯過ぎて。過酷な道に自ら突っ込んで行く殿は「精神的ドM」だと思います(笑)
いくらでもノロケてくださ~い。みこ姐で免疫出来てますから~(笑)
「主婦のお仕事」・・・いつか、書きます(--)←いつかっていつだよ?!
nice!ありがとうございま~す♪(^^)ノ
by 猫たぬき (2007-01-25 18:13) 

みこさん、大変失礼を(笑)

さて、熟読(すいません、実際、そこまではw)致しましたよ。
旦那さんが仰るとおり、意欲ですよね。
どんな仕事にしろ、根性なしが多すぎやしませんか?
何かのせいにしてる人の大半は、
自分で何かをしようとしてない人に思えるのですが。
僕みたいに、特殊な仕事してると特に思います。
だからって「そんな悩みかよ?オレなんか~」とは始めませんけど。

疲れてると言葉が悪くなる~!今回の自分の記事とか(笑)
クリーム抜きでカフェ・モカを!甘いものが必要だ…。
by (2007-01-25 21:56) 

猫たぬき

ketaさん、お疲れなんですか?(^^) そんなときは、甘い飲み物で糖分補給をしてゆっくり眠りましょう。人間「食う・寝る・遊ぶ」は大事ですよ。それでは甘いカフェ・モカを。クリームをたっぷり入れておきましょう。(嫌がらせ?・笑)
何かのせいにする人は、必ず「自分は悪くない」って言いますよね? 反省がないから、同じ失敗をする。そしてまた「俺のせいじゃない」・・・それじゃダメだっつーの。
ちっちゃいことだけど、料理で失敗するでしょ? そのとき、「鍋が悪い」とか、「しょうゆが悪い」って言わないじゃない? 失敗したのは自分なんだから(笑) で、「何故失敗したのだろう?」と考えて、次は上手くいくわけで(^^;
ketaさんのように特殊な仕事をされている人は、世間的な「人間関係」よりもっと特殊な悩みが出てくるでしょうしね。そして、それを愚痴る友達も同業者に限定されるわけですし。もっとストレス溜まるのかも。
気持ちわかる!!とは言えませんが、苛立つ胸中は何となくお察しします(--)
by 猫たぬき (2007-01-26 16:06) 

この道を行けばどうなるものか

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せば その一足が道となり

その一足が道となる

迷わず行けよ 行けばわかるさ

ありがとう

アントニオ猪木氏 『道』

コレって人生全般にいえる事かな?なんて思ったり。
意外に深い事を仰る方です。さすが闘魂。

別に信者ではないんですけど(^^;
by (2007-01-26 20:14) 

猫たぬき

こんばんは、カズぼん(^^)ノ へぇ~・・・ちゃんとしたこと言うのね、アントニオ猪木氏って(笑)
「元気ですか~!!」「元気があれば、何でも出来る」「1・2・3、ダァー!!」だけじゃないのね~(^^;←超失礼な奴。
全部言えるって、カズぼんかなり信者じゃないのか?(笑)
確かに「人生」だよね。深いな。侮り難し、燃える闘魂(--)
by 猫たぬき (2007-01-27 00:34) 

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