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瞳を見つめあって、今日はお互いのことを話しませんか? [愛の話]

 どうも、いらっしゃいまし。
さぁさ、温かいお茶をどうぞ。

 大雨ですね。北海道以外は全国梅雨入りで、一か月分の雨が一晩で降ってしまうという地域もあるそうな。うちの近くも警報が出ているらしく、先程町内放送がありましたよ。と、こんな話の振り方だと、今日のお題は「雨」だとお思いですかな? 甘い甘い。今日はフェチな話しますよ~。「サラブ」から引き続き読んでくださっている方はご存知の「男と女の好みの不思議」Ⅱ、と言いましょうか。そう、今日のお題は「すれ違う気持ち」です。

 人間は誰しも同じ考えをしているわけではなく、十人十色、実にさまざまなモノの考え方があります。だから昔はよく使われた「「自分がされて嬉しいことを人にもしてあげましょう」、逆に「自分がされて嫌なことを人にしてはいけません」なんていう道徳は、今の世の中通用しなくなってしまいました。良かれと思ってしたことが相手には迷惑になったり、また逆もあるわけです。
 まず地域のすれ違いについて。東西でわけて関東と関西にもすれ違いがあります。私は関西出身なのですが、関東の「普通」と関西の「普通」は違うそうな。(普通という言葉自体、範囲が広いのですが、まあ一般的、大半の人が、と捉えてもらえると良いですな)例えば電車の中。関西の人間は、ひたすらしゃべりまくりますが、関東の電車の中は沈黙している。突然大声でしゃべりだす人がいたかと思うと携帯電話が相手だったりする。(マナーの悪さは、お互いどっこいどっこいなので触れまい)関西はしゃべって「普通」、関東は沈黙が「普通」らしい。人との関わり方も「普通」が違う。関西は突っ込んで話しながら人と仲良くなっていく。関東はプライバシーには深く突っ込まないというのが大原則だそうな。そんなでどうやって仲良くなるんやろ? と不思議に思うのですが、関東の人も親友や恋人もいるわけで・・・。関西人には理解できない仲良くなれる魔法があるのでしょうな。
 関西の漫才は「ノリ突っ込みど突き漫才」が主流で、それは市民の生活の中でも使われます。関東の友達に「関西人は、みんな芸人に見える」と言われましたが、そうなのでしょうか? これが「普通」と思って○年、生きてまいりましたが、そんなにおかしいことなんでしょーか?! 確かに、確かに関西人は「なんでやねん」を、おはようこんばんはの挨拶より多く使います。しかしっ、これは人間関係を円滑にする魔法の言葉のような気がするのですがっ。(熱く語っておりますっ)はたして大阪人と東京人の男女で恋愛は成り立つのか?(大阪弁VS東京弁のガチンコ対決・・・?まず言葉の違いでケンカだな) 北海道人と沖縄人では?(結婚したらどっちに住むんだろう・・・?まず気温の違いでケンカだな)国内でこれなら、国際結婚は一体どうなるんだろう・・・?

 人と「つきあう」というのはどういうことでしょう? 私は「つきあう」は「突き合う」だと思っています。人にぶつかって(突き合って)すれ違いをすり合わせながらお互いを分かり合っていく。これが人とのつきあいだと思うのです。今の日常、人と突き合ってますか? 男も女も、親も子も、世の中を見ているとみんな「突き合い」を避けているような気がしてなりません。もっと突き合いましょうよ。ケンカになっても、仲直りすればいいのです。もちろん「突き合う」と言っても暴力(言葉の暴力も含めて)のことではありません。平和的に戦いましょう。(どうも日本語として成立していない気がしますが・・・)関西人はケンカの名人ですよ。気の抜けたようなモノ言いとノリ突っ込みで、ケンカを笑いにすりかえる天賦の才がありますから。そう、もっとユーモアを持ってケンカが出来れば突き合いは簡単だと思いますね。政治家にもユーモアがあれば、もっと外国とも円滑に渡り合えるだろうに。どうしてだろ? 日本国民に対しては、話をすりかえて煙に巻くのがお得意なのにねぇ。

 人は誰もが「自分を解ってほしい」と願っていると思います。しかし「相手を解ろう」とする努力は怠りがちです。たぶん、マザー・テレサの言葉だと思うのですが(違っていたらスミマセン)「与えなさい、与えなさい、相手が痛みを感じるまで」というのがあります。最初聞いたときは何のことかわからなかったのですが、自分なりに解釈すると「どんな理不尽なことを突きつけられたとしても優しく接してあげなさい。相手が罪悪感を感じるまで」となります。(これも解釈違っていたらゴメンナサイ)昔は、出来るか! と思いましたよ。私は右頬を打たれたら左頬を出すほど出来た人間ではなく、右頬を打たれたら速攻相手の両頬を張り倒す人間ですからねぇ・・・。(一発多いやんけ)
 しかし人間も長くやっていると成長するもので、「自分」「自分」という前に「相手」は何を考えてるんだろう? と考えるようになるものです。「相手」は「自分」ではないのだから、本心までは当然わからない。しかしこの「解ろう」と考えることで、一歩相手の心に近づける。それでも解らなければ素直に聞けばいい。よく団塊世代のお父さんがいう「言わなくてもわかるだろう」というのは嘘です。言葉にしなきゃ何も伝わらない。言葉なんて、と思うかもしれません。いくらだって嘘がつけるんだよ、と。だけれど人は「目」を見ればわかります。相手が本心なのか、嘘なのか。(おっと出ましたよ。フェチな私の好みがっ)まさしく「目は口ほどにモノを言い」なのです。真っ直ぐ目を見て話す人を私は信用します。人を見るときはまず「目」です。顔がどうのこうのよりも先に「目」です。どんなにカッコイイ人でも「目」が濁っている人はダメです。(私は「目」プラス「手」ですが♪)

 男と女も、夫と妻も、親と子も、先生と生徒も、上司と部下も、同じ目線で目を見て話す。そしてこう言いましょう。「私を解ってほしい。でもその前にあなたのことをもっと解りたいから教えてほしい」と。これが「突き合い」の原点ではないでしょうか。性別も違う、世代も違う、立場も違ったら、考えがすれ違って当然。そのすれ違いをすれ違いのままにせず、すり合わせていくことが出来れば良いのです。もちろん「与えなさい、与えなさい、相手が痛みを感じるまで」と、これが出来るような人間に成長することが一番良いのでありますが。私の課題であります。(一生無理かな~)

 それではお茶にしましょうか。今日は熱く語って疲れたので、ホッとする日本茶を。お供はお茶っぱの入った茶クッキーとかりんとう、などいかがでしょう。
 それではまた、お逢いしましょう。


2006-06-15 23:52  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

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COLE

先にniceだけいれておきましたが、6月19日の「情熱」をぶつけられるもの・・・を読んで、今日はこちらもコメントを。
このコメントは涙ものですよ。わがカミさんと結婚したとき、既に10数年前ですが、これに近いことを誓い合って、お互い目を見合って、今日まで楽しく平和にだけど建設的に夫婦生活を満喫し家族の絆を大切にしています。私事で恐縮。
by COLE (2006-06-19 23:03) 

猫たぬき

こんばんはCOLEさん(^^)このコメントは私も涙が出るほど嬉しいっ!! 誰からもコメントがないので、何キレイ事言ってんだよ、と思われているのかな~と。でもこれは日々思うこと。お互いの目を見て話さなくなったら男も女も、家族も終わりですよね。COLEさん夫妻もとても素敵な夫婦なんですねっ!! 私たち夫婦も、話すときは目を見て話します。そのたびに殿(ダンナ様)ってイイ男だな~って思います。目がキレイなんですよ。惚気て恐縮です(^^)
by 猫たぬき (2006-06-20 00:32) 

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